Friday, May 25, 2007

Golden Week Around The World Part 4

2007.04.30



ジュネーヴからドイツに飛んだ。目的地はデュッセルドルフの近郊にあるEssenという町にある産業遺産の視察だ。Zollvereinは元炭鉱とその精錬工場跡地で、世界遺産に指定されている、この地方の重要な観光資源の一環だ。炭鉱と工場の建物を博物館化している部分と、レム・コールハウスがマスタープランを担当したデザインミュージアム、そして最近完成したSANAA設計のデザイン学校をしさつするのが目的だ。
上海産業遺産再生ワークショップから3年近く産業遺産に興味を持ち、調査やワークショップなどを重ねてきたが、本格的に再生された産業遺産を視察するのは初めてだ。建物のスケールは素晴らしい迫力で、工場内の計器などの羅針盤などはシュリアルだ。そんなっ工場の廃墟的な要素を残し、白壁の躯体を挿入して優れたデザインの製品を展示してるでデザイン博物館も迫力がある代物だ。妹島・西澤チームのデザイン学校は、7層ほどのRC打ち放し建物で、不規則に開けられた開口部が、特に角の部分に集中していて内部から体験すると周囲の風景が巧みに切り取られていて心地が良い。やはり建築は体験しなければ評価できないと思った。でも、なぜドイツのこのコンテキストで打ち放しを選んだのだろう?工場群の色調のなかでSANAAのデザインスクールだけが目立つ。




【GK】

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