Friday, May 25, 2007

Golden Week Around The World Part 3






2007.4.29

出発は早朝4時半だ。6時15分の飛行機でフランクフルト経由でジュネーヴに向かった。
ジュネーヴは人口400,000人の静かな町だ。Rhone河が湖となり町の中心に広がっている。その水は驚くほど澄みきっていて、橋桁で日陰になっている部分をよく見ると、大きな魚が静かに佇んでいる。時計で有名なのがスイスだが、ここは中世の街並みが、城壁あとに守られ、小高い丘に集中している。まさにこの地方の観光都市というところだ。
一泊となるが、宿泊はAga Khan財団がとってくれた国連ヨーロッパ本部、そして財団本部に近いHotel Edenというちょっとしゃれたヨーロッパ的な雰囲気の漂うホテルだ。
ホテルの前に、ヘルムト・ヤーン設計でバイオテクノロジー企業の本社ビルを見つけたので早速、散歩がてらに建物を画像に収めた。
12時に財団のディレクターがホテルまで迎えに来てくれて、すぐ近くのAga Kahn財団本部を訪ねた。WTOもすぐ向かい側にあり、ニューヨークにも負けない、まさに世界の中心という感じの町だ。財団の建築賞についての説明を聞いたあと、事務所内の案内をしてもらい、昼食へと向かった。昼食は町の中心で湖畔に位置する高級ホテル街に一角にあるテラスレストランでとることになった。昼食はジュネーヴの湖でとれる地魚のperchのソテーと蒸し野菜とあっさりとしたスイス料理だ。途中から、ディレクターの友人の写真家一家がやってきてアフリカ取材旅行の話をしてくれた。
昼食後、ジュネーヴで見るべき地区と建築をざっくりと案内してくれて、ディレクターと別れた。そのあと、2時間ばかり街を早足で歩いて写真に収めた。
夜は財団の若手で、僕の後輩となるインド系のカナダ人と奥さんに案内され、ジュネーヴでいちばん美味しいといわれるステーキとフライドポテトしか出さないレストランで夕食を共にした。
17,8年ぶりのスイスへの短い旅であったが、目的を果たすことができたことと、観光を含めていろいろな収穫が得られたと感じた。




【GK】

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